トレパク、ネタパク問題
東京五輪のエンブレムパクリ騒動が昔のトラウマを思い出させてくれやがりまして、地味にダメージを受けておりますこんにちは。
個人的にはあれくらいシンプルだと、偶然デザインが被ることなんていくらでもあると思うんですけどねー…。
二次創作でも偶然ネタが被った!とかよくありますよね。
初めてのデートでコースを考えすぎて眠れなくなったり、バレンタインに相手が沢山チョコを貰っていて不安になったり…
そういう、良く言えば鉄板ネタ、悪く言えばありがちなテンプレネタでも、パクリとか騒ぎ出す人がいました。
こっちは貴女の作品読んでないですよー(苦手な作風だから)と言いたいけど、「読んでない」ことは証明できないので一時期粘着されて消耗しました。
しかもtwitterで悲劇のヒロインのように言いふらしていて…orz
些細なことでやたらパクリパクリ騒ぐ人にもうんざりですが、がっつりトレパクしていく人もいて、こちらも本当に嫌でしたね。
しかもその人が顔だけは描くの上手いもんだから、自分が頑張って描いたものよりも評判が良かったりして…
同じジャンル内でパクる人って何も考えてないんでしょうかね?普通バレると思ってできませんよね。
それ以前に自分で苦労して描くのが楽しいんじゃないの?ただちやほやされたいだけ(まあ自分にもそういう所はありますが)なんだなーって…
色々ガッカリして本当にモチベーション奪われました。
東京五輪のパクリ騒動では「あれは完全にパクリ」とかコメントしてる人もいて、あの程度でパクリとか言ってんじゃねーよ!こっちはもっとパクられたし言いがかりつけられたよ!って言いたいです(言えないけど)。
【追記】
この人完全に真っ黒でしたね(苦笑)
最初の報道時点では同情してたんですが……。
他にも問題だらけだし、もう五輪自体開催やめれば?って思います。
オタクという人種のおはなし
なんだか大きなタイトルを掲げてしまいましたが、オタク、特に(オン/オフ活動・買い専・読み専含む)二次創作に関わる女子の方々を対象に話をしています。
あえて「腐女子」と書かないのは、腐ってない女性ヲタや、夢女子も対象にしているからです。
なので、これから「オタク」という言葉を文章中に使いますが、男性オタクには全くあてはまらないかもしれません。注意。
私がpixivとtwitterに代表されるSNSを使った同人活動について苦い思いを抱いているのは、過去記事の「同人活動」カテゴリーを見て頂ければ分かると思います。
何故なら、SNSの普及と足並みを揃えるかのように、オタクの層が変質していったからです。
実際は水面下で少しずつ変わっていたのが、SNSによって一気に顕在化したのかもしれませんが。
クールジャパンだの何だのとマスコミや政府に持ち上げられて、表面上はオタクは宮崎事件の頃のように「犯罪者予備軍」としては扱われなくなりました(実際は、どんどん規制が厳しくなっている面もあるのですが…)。
また、長期化する不景気で趣味に使えるお金が大人も子供も減ったことで、オタクもお金をなるべく使わないで済ませる人が増えたと思います。
そこに、SNSやインターネットというツールがぴったりとはまりました。
ニコニコ動画でゲーム実況やボカロを聞いて、違法アップロードされたアニメや漫画を見て、課金しないでソシャゲして、SNSで騒げば立派なメインストリームとなれる時代。
若い人に限らず、今まではオタクにならなかった(自分で調べたり、追いかける情熱がなくてオタクになれなかった)大人も軽いノリで参入できるようになりました。
昔なら流行のドラマや音楽番組を見ていた層(大抵はクラスの中心にいるような子)が、大量にニコニコ動画やpixivやtwitterに流入してきた結果何が起きたか。
それは、かつてはあまりの濃さに普通の人が立ち入れなかった所に光が当たり、私のように暗くて、地味で、昔からバカにされ続けた人間の最後の居場所を決定的に変質させたのです。
今のオタクの主流派は、同級生や先生に気味悪がられ、バカにされ、何か世間を騒がせる犯罪があるたびに「お前もいつかああなる」と言われた経験がないのでしょう。
大好きな作品やキャラを鼻で笑われ、こっそり悔し泣きした経験も、だからこそ同じオタクを偶然見つけて救われたような気持ちになったことも。
私のことを差別主義者と思って頂いてかまいません。
私は彼女らとは違いすぎる。
彼女らの大半は決して悪い人たちではないのでしょうが、その「薄さ」によって私と彼女らとの間には互いの理解を拒む大きな溝があるように思います。
クラスの隅っこで誰とも話が合わずに一人読書をしていたような子が、同人誌即売会に来て居場所を見つける。
そんなことはもう無理です。
そこはもう、世間とほとんど変わらない空間です。
同じ趣味を周りと分かち合えずに「キモイ」「痛い」「キチガイ」と陰口を叩かれ続けてきた人の居場所はありません。
今のオタクは作家や作品を辿ることすらしません。
批評などKYのやること、ただ「神」「萌え」などと表層の感情を共有した気になるのみです。
それ自体はたぶん、悪いことではない。
彼女らに対して一方的に悪意を抱いているのは私の方です。
しかし、私はニコニコ動画のゲーム実況を見ただけで同人誌を出すような輩とは決して仲良くなりたくないのです。
SNS依存症の怖さ
今日の夢見は最悪でした。
私には以前、ツイッターで知り合った仲の良い同人友達Aがいたのですが、ある日突然ブロックされ、実は我慢に我慢を重ねてきたがどうしても嫌いだったのだと人づてに聞かされて縁が切れた人がいました。
詳しい理由は分かりません。
ブロックするほど嫌になる前に、私に直接言ってくれれば直せる所は直したのに……
としばらくは酷く落ち込みました。
目にすると辛いので、Aの発行した同人誌や、メール・手紙のやりとりなどは全て処分しました。
吹っ切れたつもりでいたのですが、今日Aから全て誤解だった、申し訳なかったと心からの謝罪を受けて元通り友達になるという夢を見ました。
元々私には友達がほとんどいませんので、涙が出るほど嬉しかったです。
ああ、またイベント後にご飯食べに行ったり、どこかに遊びに行ったりできるんだ…と思いながら目が覚めました。
惨めです。
終わった友情に(もともとAの側に友情があったのかも、今となっては分かりませんが)縋って、今もあの仲良しごっこに本当は戻りたかったのです。
SNSは麻薬のような依存性があります。
やっている時はみんなと繋がれたような一体感、高揚感がありますが、少しでも離れると話題についていけなくなるのではないか、相手にしてもらえなくなるのではないかと不安でたまらなくなり、空き時間があれば延々と張り付くことになります。
今はやめて大分経ち、あのベタベタした村社会のような所には戻りたくないと思っていたのですが、心の奥底ではこうして夢に見るほど偽りでもいいから承認が欲しいんだと……。
リアルが充実していないと、何度でも夢に見るのかもしれません。
でも私は絶対に結婚したくないし、恋愛もしたくないし、友達もいないし、同人以外の趣味は受動的なものばかりだし(読書やゲームなど)、何年も治療してるのにうつ病は治らないし、どうやってリアルを充実させていいのか分かりません。
同人に代わる趣味
ずっと休日は原稿にかかりきりだったので、もしまとまった休みが取れたらゲームがしたい、本も読みたい、あちこち出掛けたい(※聖地巡礼)と思っていたはずなのに、いざ同人やめたら自分が一体何をやりたかったのか分からなくなってしまいました。
重度のオタクの為、全ての趣味が多かれ少なかれ漫画アニメゲームに関わることで、どうしても同人活動を思い出してしまうのもあるのかもしれません。
ものを作るのが好きなので、アクセサリーとか作ってみたいな~と思って検索してみたら、こういう所にも「お気に入り」の数だのフォローだのあるんですねorz
そりゃそうか、買い手には便利だもんね…。
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iichi(いいち)| ハンドメイド・クラフト・手仕事品の販売・購入
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pixivとtwitterでそういうのはこりごりなので、こっそり自分用にチャレンジしてみるかなあ。
(作ったら誰かに見せたくなる自己顕示欲の強さを何とかしたい…我ながら本当にうんざりする)
とにかく気力が回復するまではゆっくり休みたいんですが、今までが分刻みでひたすら原稿!原稿!だったので、休むことに罪悪感があってゆっくり休めません。
気付くとネタ探し・ネーム考えていたりして…。
睡眠薬を飲んで無理矢理にでも寝た方がいいのかと悩み中です。
連休明け
余計に仕事が辛いですね、連休明けは…。
学生さんは夏休みでしょうか。
社会人になったらまとまった休みなんてなかなか取れないので、今のうちに存分に謳歌してください。
私の仕事は「やりがい?何それおいしいの?」って感じの、自分がいなくても代わりはいくらでもいるし感謝されるどころか疎まれるばかりの仕事なんですが、今までは趣味に生きていたので別にそれでも良かったんですよ。
福利厚生はちゃんとした会社だし。
しかし、同人活動をやめた今となっては、休日も辛ければ平日も辛い。
休みに原稿するんだ!っていう楽しみを励みに仕事していたのに…。
他の同CPで活動してた人達は、今も楽しそうに交流しながら原稿してるんだろうな、コミケで盛り上がるんだろうなと思うとすごく悔しいです。
三連休ですが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はうつ病が回復してきて、好きなものが少しずつ楽しめるようになってきてからというもの、休日はずっと原稿をしていたので同人活動を停止した今、何をしたらいいのか分かりません。
流行のアニメやゲームにもついていけないし…
一応、深夜アニメとか録画してはいるんですが、ハマるほどでもなく。
ただぼーっとする時間も大事なのは頭では分かっているんですが、なんだか勿体無いような気がして、原稿に向かうと今までの嫌なことを思い出して気分が悪くなるし、結局気持ちばかり焦ってしまいます。
未だにどこかに昔みたいにギスギスしてない楽しいジャンルがあるんじゃないかって思いが断ち切れない自分が情けないです。
以前は表現規制に反対して署名活動までしていたのに、いっそTPPで二次創作が滅びたら諦めがつく…なんて恐ろしいことまで頭をよぎってしまって、自分の変わりように愕然とします。
話は変わりますが、pixivの評価について「気にしなければいい」「見なければいい」という人がいますがどうしても目に入ってくるんですよね。
設定で自分の評価も他人の評価も見られないようにできればまだマシだったかもしれませんが…
ランキングやプレミアム機能で散々煽っておいてそれは無理な話なんじゃないかと思います。
自己満足でやっているはずなのに、自分はいらないんだなって毎日突き付けられて心が折れました。
読み手の立場の人にも、本当にフラットな気持ちで見てますか?って聞きたい。
☆(ブックマーク)数を全く気にせず端から端まで見てるなんて人、よほどマイナージャンルじゃなきゃいないと思うけどな…
一度でもusersタグ検索やランキングを覗いてみたことある人に「気にするな」なんて言う資格無いと思います。
私の居場所
この間からの話の続きですが、未だに絵を練習しておかないとまた同人やりたくなった時に描けなくなるんじゃないかとか思ってしまって、仕事で疲れて帰ってきて気が進まないのに毎日絵の練習しています。すごく不毛。
正直、育った家にも学校にも勿論仕事場にも、自分の居場所だって思えたことが少なくて、晴海とビッグサイトが心の故郷だ、居場所だと思っていたから、そこから去ることが耐え難いんですよね。
二度と故郷に帰れなくなったような…。
ってそんな経験ないから分からないけど、本当に辛い。
某掲示板で
居場所って作れたと思っても何がキッカケでまたガラガラ崩れて無くなるか分らないよね
だからいっそ居場所っていうのは特に無くてもいいものなんだと思うようになったよ
って書き込みがあって、そうかもしれないなって思った。
私は「無くてもいいものなんだ」と割り切れないけど、居場所がないってことに慣れないといけないのかも知れません。
そして、新しい居場所を自分で作っていかないといけないのかも。
妄想代理人のラストで、猪狩が自分の理想の居場所である古き良き昭和の町を壊して現実へ戻ったように。
(全然関係ないけど、あれは本当に素晴らしいアニメでした。今監督みたいな才能のある方が早逝して、結局私みたいなのってダラダラ生き長らえるんだろうな。)
分かってはいるんですが、どこかにあの楽しかった、同人誌即売会の空気が残っているんじゃないかという思いが捨てきれないです。
初めて行ったイベントで優しく接してくれたお姉さんたち(今思えば高校生くらいだったんだろうけど)に憧れて、あの人たちみたいに面白い、愛のある作品を作りたいと思ったのに…。
みんなどこへ行ってしまったんだろう。
チェックしてないサークルさんの所も見て回って、立ち読みして泣いたり笑ったり、その場で描いた人と本を媒介に盛り上がれる同人誌即売会はもうないんでしょうか…。