引退したものの
まだ未練たらたら…です。
あれだけ散々愚痴っておきながら、本を出したい気持ちが消えてくれずに苦しんでいます。
他の方法で、ジャンルやCPへの愛やら妄想やらをアウトプットできる趣味があればいいんですけど。
pixivは味気ないしあの点数至上主義で一列に陳列されている感じがどうにも好きになれない。そもそも本という形態が好きなので、原価割れでもオフ活動してきたから今更サイト作る気力もないし…。
いっそ一次創作することも考えたんですが、やっぱりそのジャンルが好きでやってるので一次は…どうなんだろう。
すっぱりやめて別の趣味とかリアルを充実させられた人はどうやっているのか知りたいです。
私の場合、勉強でも運動でも人望でもその他諸々で認められたことが無くて、唯一人よりちょっとばかし絵が上手かったってことを承認された場所が同人誌即売会だったという体験が大きいのかもしれません。
未だにリアルは空虚で、同人を通して自分が承認されたいみたいな、単にジャンル愛だけじゃない不純な気持ちもあるから、こうしてずるずる引き摺ってるんだろうなーと。
同人ほどに充実していて達成感があって、辛くて苦しいけど楽しい趣味ってのもなかなか見つからないものですね。
言葉にした瞬間に
感情とは全く違ったものになるというか、台本を読まされているような気がする。
更に言えば、自分は生まれた時から『トゥルーマン・ショー』のように大掛かりな舞台の上にいて、その場に応じた役をやらされているようにしか思えない。
だから、その上で起こったことが全くリアルに感じられず、結果非常に冷淡で捨て鉢な態度を取ってしまう。
うつ病になる前からそういう風に感じる時はあったけれど、病気になったらそれが桁違いに強くなった。
全てが他人事なのに、舞台から降りることができない。
精神病患者にも安楽死を
日本では自殺幇助が認められていないので、どこか外国で苦痛のない死を迎えたいなあ、とずっと思っている。
たぶん一番有名なスイスの「ディグニタス」という組織は、外国人でも約70万円ほどで安楽死させてくれるということで、一時期はとても期待したのだけど、精神病患者はダメなんですよね。正常な判断ができないから。
過労とか、分かりやすい理由でうつ病になった人は数年で治るような気がするけど、元々の気質に様々な要素が積み重なって人間とか社会に対する信頼感、希望を失っている自分なんかは、誤魔化しながら生きることはできても治ることはないんじゃないかと思う(実際、完全に元通りになることはないと主治医に言われたし)。
早く精神病にも安楽死を認めてくれないかなあ。
一応フツーの人と同じ条件で働いてるので貯金ならそこそこある。
痛いのとか苦しいのは人生で十分味わったので、最後くらい安らかに逝きたいと願うのはそんなに悪いことだろうか。
安楽死を認めると難病に対する医師や研究者のインセンティブが云々、と言われているし実際それは分かるけど、知ったこっちゃないんだよ!こっちは苦しいんだよ!!!!
日本はたぶん、自殺幇助を認めることはないだろうな。
困窮して絶望した若者~中年は自衛隊に誘導するアメリカ方式になっていくと思う。
アメリカでも一部の州は安楽死制度があるけど、やっぱり治療の見込みがない人しか適用されないみたいです。
安楽死制度があれば、今まで貯めていたお金をパーッと使って死ぬつもりなので、経済も回っていいことだと思うんだけどなあ…。
他者の代替可能性について
自分が取るに足らない存在であると感じる。
それどころか、自分などいない方が世界は平和になるという強迫観念があり、生きていることに罪悪感を覚える。
うつ病の症状の一つで、よくある「うつ病チェックシート」などでも項目に入っているのでご存知の方も多いと思う。
でも、私は「全くその通りだ」と思う時と、逆に「全ての人間は敵で、私を傷つける存在だ。こうなったのも周りの人間のせいだ。皆死んでしまえ」と思う時が交互に来る感じだ。雛見沢症候群か。
『モダン・タイムス』を引くまでもなく、20世紀は自己の代替可能性がこれ以上ないほどに拡散していった時代だと思う。
健康な人でも、仕事などで自分の代わりなどいくらでもいると悲観的になる時もあるのではないか。
それに加えて、今世紀はSNSの普及によって他者との繋がりが容易になり、一見個人と個人が深く結びついているように見えても、それはいつでも取り替えが可能な関係なのではないか。
勿論、一概に全てがそうだとは思わないが、私自身は今一緒にいる人間は「私にとって都合の良い、楽しい人間」であればそれでいいのでは?と自問することが増えた。
所詮突き詰めて考えれば全ての愛情は自己愛であるのだけれど、そうではなく、もっと表層の時点で既に、他者が取り替え可能になってしまったと思う。
今楽しく会話をしているあなたは、私と同じものを見て楽しんでいるように(私が)思えれば誰でもいいんですよ、それはあなたも同じでしょう?と考えてしまう虚しさ。
自己が取るに足らない存在であるよりも、かけがえのない「あなた」が実は取り替え可能であったと気付くことの方が深刻だと思うのだが、これはうつの症状なのか、SNS依存が引き起こした問題なのかが分からない。
この疑問は栗原彬氏の『21世紀の「やさしさのゆくえ」』を読んでいた時にふと浮かんだものなので、興味のある方は所収されている「若者の現在―政治―」を読んで頂きたい。
ハッキリ言って他の方々の論文はそれぞれの著者の本を読んだ方が面白いと思いますが…。
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同人やめました
先日のコミックシティで、同人活動を引退することにしました。
懐古趣味の戯言でしょうけど、昔と変わってしまったイベントやオタク(特に腐女子)と言われる人種についていけませんでした。自分もオタクなのにね。
小学生の頃からイベントに通い、高校入学と同時に同人活動を始め、途中就職活動や摂食障害、うつ病が酷くて休んだ時期もありつつ、何だかんだ20年以上、生き甲斐のほとんど全てをつぎ込んだ同人から足を洗うのは身を切られるように辛いです。
友達もいないし、仕事は生活をしていくためだけのものだし、私にはオタク趣味しかなかったから、今は本当に何もない。空っぽです。
具体的に何が嫌だったのかというと、やっぱりpixivとtwitterです。
評価とブックマーク、フォローフォロワーの関係に虚しくなってしまいました。
やめた理由を書いていくとキリがないので、箇条書きに整理してみます。
<イベント>
・pixivの影響か、昔と違って全然立ち読みをしてくれない。買うときは表紙買いなので、サークル者と買ってくれた人との会話もない。
・相互フォロー同士の挨拶、twitterやめた私は遠巻きにされる。
・twitterやっていた頃は苦手な作風でも義理買い、義理で感想を言うのが苦痛だった。さらに、自分も義理で褒められているというのが分かってすごく消耗した。
・マイナージャンルなので、私をブロックしてきた相手といつも近い場所に配置されるのも気まずかった。
・どんなに時間をかけて丁寧に作っても、本当にずば抜けて上手い人以外は、結局交流上手な方が売れる…と実感してしまった。
・商業主義的で、完璧な一冊を求められる。もしくは、pixiv大手のラクガキ本がありがたがられる。
<pixiv>
・とにかく陰湿。一作品につき、一人一日一回10点満点で評価ができるのだが、わざわざ毎日1点入れてくる人とかいる。作品とは関係ないタグを付けて邪魔したり…。捨てアカウントでやっているので誰だか分からないのもしんどい。
・活動再開後、個人サイトがほぼ全滅状態で全てがpixivにアップされるようになったため、検索で苦手な作風の人がどうしても目に入ってしまう。
・原作とは何の関係もないパロ設定、別の漫画の設定をパクってきただけのクロスオーバー、自分を投影した女体化、pixiv大手の解釈がジャンルの解釈となりもてはやされる。とにかくキャラ崩壊していてもエロ要素があれば大騒ぎで持ち上げられる。
・評価もブックマークも丸見えで、必要とされていないのが他人にも一目で分かる。
・いつの間にかpixvに毒されてしまい、「受ける漫画」を描くようになったり、自分より下手でも評価されている人を僻んだり、数字ばかり追いかけている自分に気付いたのでやめた。
・やめたらイベントでも「いない人」扱い。
<twitter>
・仲良くしていると思っていた(ご飯に行ったり、遊びに行ったりしていた)相互フォローの方から突然ブロックされて、人づてに実は嫌われていたと知った。
・永遠に終わることのないリプ合戦で仲良しアピール。
・誰にでも話を合わせていて、全く本音が分からず人間不信ぎみになる。
・鍵なしでエロトーク当たり前。
・濃い作品考察、キャラ解釈は嫌われる。「私はこう思うけど貴方は?」みたいな話はできずひたすら「○○ちゃん天使」とか「やばい襲いてー!!」という叫びばかり。
・↑に乗れないと空気が読めない人、自称変態ほど顔が広く人気があったりする。
・流行のジャンルは一通り手を出すのが当然と思って話しかけてくる。全然別の作品のこともガンガン話すので、苦手でも無理やり聞かされている感じ。
こんな所かな…。
とにかく昔と変わってしまって、穏やかな交流とか、ストーリー重視の作品とかが本当に少なくなってしまった。
スペースもSNSで出会った人同士の交流目当てで取っていて売っているのは申し訳程度のコピー本orペーパー、はしゃいでこちらまではみ出してくるような人たちばかり。
ジャンルによってはまだ生き残ってるのかもしれないけど、もう個人サイト全盛の頃には戻れないんでしょうね。
他に趣味と言えば読書とかゲームしかないし、本当に悲しい。休日の殆どを犠牲にして、得たものは何だったんだろう。
ビッグサイトを後にする時、今までの楽しかったことや嬉しかったことを思い出して涙が出てきました。泣きながら帰途につくのは晴海最後のコミケ以来ですが、あの時よりもずっとずっと辛いです。
今までありがとう、いじめられている時も家庭環境がガタガタな時も漫画と同人誌即売会が心の支えでした。
ブログはじめました
まだ全然、分かってないですけど…。
自分のストレス解消のためにブログを始めました。
その時書きたいことを書くだけのブログです。
IDは大好きなゲーム「夕闇通り探検隊」の登場人物から頂きました。
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