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おとなになりたくなかった

ぼっちオタクかつ精神科通院しながら一般人のフリをしている人間の日々のあれこれ(更新停止中)。コメント承認制です。

オタクという人種のおはなし

なんだか大きなタイトルを掲げてしまいましたが、オタク、特に(オン/オフ活動・買い専・読み専含む)二次創作に関わる女子の方々を対象に話をしています。
あえて「腐女子」と書かないのは、腐ってない女性ヲタや、夢女子も対象にしているからです。

なので、これから「オタク」という言葉を文章中に使いますが、男性オタクには全くあてはまらないかもしれません。注意。



私がpixivとtwitterに代表されるSNSを使った同人活動について苦い思いを抱いているのは、過去記事の「同人活動」カテゴリーを見て頂ければ分かると思います。

何故なら、SNSの普及と足並みを揃えるかのように、オタクの層が変質していったからです。
実際は水面下で少しずつ変わっていたのが、SNSによって一気に顕在化したのかもしれませんが。


クールジャパンだの何だのとマスコミや政府に持ち上げられて、表面上はオタクは宮崎事件の頃のように「犯罪者予備軍」としては扱われなくなりました(実際は、どんどん規制が厳しくなっている面もあるのですが…)。

また、長期化する不景気で趣味に使えるお金が大人も子供も減ったことで、オタクもお金をなるべく使わないで済ませる人が増えたと思います。

そこに、SNSやインターネットというツールがぴったりとはまりました。

ニコニコ動画でゲーム実況やボカロを聞いて、違法アップロードされたアニメや漫画を見て、課金しないでソシャゲして、SNSで騒げば立派なメインストリームとなれる時代。

若い人に限らず、今まではオタクにならなかった(自分で調べたり、追いかける情熱がなくてオタクになれなかった)大人も軽いノリで参入できるようになりました。
昔なら流行のドラマや音楽番組を見ていた層(大抵はクラスの中心にいるような子)が、大量にニコニコ動画やpixivやtwitterに流入してきた結果何が起きたか。


それは、かつてはあまりの濃さに普通の人が立ち入れなかった所に光が当たり、私のように暗くて、地味で、昔からバカにされ続けた人間の最後の居場所を決定的に変質させたのです。

今のオタクの主流派は、同級生や先生に気味悪がられ、バカにされ、何か世間を騒がせる犯罪があるたびに「お前もいつかああなる」と言われた経験がないのでしょう。

大好きな作品やキャラを鼻で笑われ、こっそり悔し泣きした経験も、だからこそ同じオタクを偶然見つけて救われたような気持ちになったことも。



私のことを差別主義者と思って頂いてかまいません。
私は彼女らとは違いすぎる。
彼女らの大半は決して悪い人たちではないのでしょうが、その「薄さ」によって私と彼女らとの間には互いの理解を拒む大きな溝があるように思います。

クラスの隅っこで誰とも話が合わずに一人読書をしていたような子が、同人誌即売会に来て居場所を見つける。

そんなことはもう無理です。
そこはもう、世間とほとんど変わらない空間です。
同じ趣味を周りと分かち合えずに「キモイ」「痛い」「キチガイ」と陰口を叩かれ続けてきた人の居場所はありません。

今のオタクは作家や作品を辿ることすらしません。
批評などKYのやること、ただ「神」「萌え」などと表層の感情を共有した気になるのみです。


それ自体はたぶん、悪いことではない。
彼女らに対して一方的に悪意を抱いているのは私の方です。

しかし、私はニコニコ動画のゲーム実況を見ただけで同人誌を出すような輩とは決して仲良くなりたくないのです。