私の居場所
この間からの話の続きですが、未だに絵を練習しておかないとまた同人やりたくなった時に描けなくなるんじゃないかとか思ってしまって、仕事で疲れて帰ってきて気が進まないのに毎日絵の練習しています。すごく不毛。
正直、育った家にも学校にも勿論仕事場にも、自分の居場所だって思えたことが少なくて、晴海とビッグサイトが心の故郷だ、居場所だと思っていたから、そこから去ることが耐え難いんですよね。
二度と故郷に帰れなくなったような…。
ってそんな経験ないから分からないけど、本当に辛い。
某掲示板で
居場所って作れたと思っても何がキッカケでまたガラガラ崩れて無くなるか分らないよね
だからいっそ居場所っていうのは特に無くてもいいものなんだと思うようになったよ
って書き込みがあって、そうかもしれないなって思った。
私は「無くてもいいものなんだ」と割り切れないけど、居場所がないってことに慣れないといけないのかも知れません。
そして、新しい居場所を自分で作っていかないといけないのかも。
妄想代理人のラストで、猪狩が自分の理想の居場所である古き良き昭和の町を壊して現実へ戻ったように。
(全然関係ないけど、あれは本当に素晴らしいアニメでした。今監督みたいな才能のある方が早逝して、結局私みたいなのってダラダラ生き長らえるんだろうな。)
分かってはいるんですが、どこかにあの楽しかった、同人誌即売会の空気が残っているんじゃないかという思いが捨てきれないです。
初めて行ったイベントで優しく接してくれたお姉さんたち(今思えば高校生くらいだったんだろうけど)に憧れて、あの人たちみたいに面白い、愛のある作品を作りたいと思ったのに…。
みんなどこへ行ってしまったんだろう。
チェックしてないサークルさんの所も見て回って、立ち読みして泣いたり笑ったり、その場で描いた人と本を媒介に盛り上がれる同人誌即売会はもうないんでしょうか…。